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HOMENEWS遠山貴一のAI勉強日記|第3話(claude MCPでkintoneやGA4など社内ツールに繋げた活用話)

遠山貴一のAI勉強日記|第3話(claude MCPでkintoneやGA4など社内ツールに繋げた活用話)

このブログは、宮崎の経営者が「へー!こんな使い方ならウチでもできそう」と思って、AIに触れていただけることを願って書いているハナビヤのAI導入日記です。

今回は、**MCP(Model Context Protocol)**という機能を実際に使ってみた話をします。ざっくり言えば、社内ツールとAIを繋いでどうやって使えるんか?って話です。

1. MCPって何?

まずMCPは、私たちが使っているAIが「どんなデータを使うべきか」を整理してくれる仕組みです。これを使うと、AIが必要な情報を簡単に取得できるようになり、マーケティングや顧客データを管理するのがとても簡単になります。

例えば、ハナビヤが普段使っている社内ツールKintone、GA4notionGoogleカレンダーなどと繋がって、データをまとめて管理することができます。これにより、必要な情報をAIに聞くことで、より早く、正確に仕事を進めることができます。ざっくり言えば、claudeに聞けばある情報整理されたものを引き出すことができるよ!って事です。

2. 実際にどう使うの?

例えば、Kintoneで管理している機能の1つに社用車の予約があります。こんな感じ。

こちらを予約してみましょう。

と検索するとMCPがkintoneの中に入り込み調べてくれます。

調べた結果

ということで提案にあった5月10日にN-BOXの予約をとってみましょう。

claude側で予約とれたよ!って返事が来ました。ホントに取れてんの?まだAIウソつくと思っている遠山は確認をしに行きます。

おっ!!!?

ちゃんと取れてた!!!すげー!!

kintoneの使い方としては、「エクセルのデータ、アプリに情報を流し込むので整理して!」とか顧客管理をしていれば、「この顧客の担当者とメールアドレスを検索して」など情報の引き出しや流しこみに使えます。

他のアプリの活用法だと

Googleカレンダー:遠山と〇〇さんと〇〇さんの来週平日の1時間空いてる日をピックアップして
GA4:先週のHPの訪問状況をレポートにしてまとめて

複数人絡む案件、このデータどこにあったっけ?このデータをレポートにしてまとめてとか使い方色々です。

3. どう業務に役立つ?

MCPを使うことで、私たちの仕事が楽になります。これまで、データを手動で集めてレポートを作ったりしていましたが、MCPがその作業を自動でやってくれるので、時間が大幅に短縮できます。これにより、スタッフはもっとクリエイティブな業務に時間を使うことができ、スピードも上がります。結果として、より多くの施策を実行できるようになります。

4. 工数削減のポイント

MCPの導入で特に助かるのが工数削減です。これまで膨大な時間をかけていたデータの集計やレポート作成が、MCPによって自動化されます。例えば、Google Analyticsで得られたデータを手動でまとめていた時間が短縮され、その分を他の業務に使えるようになります。さらに、リアルタイムで進捗が確認できるので、すぐに状況に合わせた対応ができ、マーケティング活動がよりスムーズに進みます。

5. 繋ぎ方が厄介!

claudeのMAXプランではボタン1つでGoogleカレンダー、スプシなど簡単に繋ぐことができます。GA4やkintoneは対応してないのでターミナルを使って頑張って繋げました。まだMCPが発表されて数ヶ月なので面倒だったのですが、徐々にボタン1つでできるようになると思います。記事が繋ぎ方しか載ってなくてkintoneをMCPで繋いでどんな事できるか?などは探しても見つからなかったので書いてみました。これでみんなのまとめたり検索する作業工数をドン!と下げれればいいなと思ってます。

■ 次回予告|マーケティングに使ってみよう。SWOT分析とか会社の健康診断を作ってみる話

第4話では、会社の健康診断できるSWOT分析→3C分析→STP分析→ペルソナ制作。ようするに競合他社はこんな感じでハナビヤはどう戦っていくか?みたいなのをAIにやらせた話をします。

この第3話が、「社内の情報をどう活かす?」と迷っている方へのヒントになれば嬉しいです。

もし自社でも試してみたいと思った方は連絡くださいませ。これくらいの簡単なものであれば経験シェアできますので!

次回もお楽しみに!

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