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遠山貴一のひとりごと
【ブログ限定求人】広告営業5年目以降のキャリア、AIで変えませんか
宮崎で広告やクリエイティブの仕事を探している方へ。
「広告代理店の営業」と聞くと、広告枠を売る仕事をイメージするかもしれません。
でも、ハナビヤのAE(アカウントエグゼクティブ)は違います。
お客さんの「伝えたい」を引き出して、デザイナーやエンジニアと一緒に形にする。売るのではなく、一緒に作る仕事です。
この記事では、ハナビヤのAE職の具体的な仕事内容、やりがい、向いている人について紹介します。
ハナビヤのAE(営業)とは?仕事内容を解説
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AEとは何をする人か
AE(アカウントエグゼクティブ)は、お客さんと制作チームの間に立つ仕事です。
ハナビヤのAEは、いわゆる「広告営業」とは違います。
広告枠を売るわけでもなく、御用聞きをするわけでもない。
お客さんの「伝えたい」を引き出して、制作チームが動ける形に翻訳する。
曖昧な要望を、具体的な形に変換する。それがAEの役割です。
WEBもグラフィックも、全部やる
ハナビヤはいわゆる「WEB広告代理店」の枠に収まりません。
- WEBサイト制作
- WEB広告運用
- SNS運用
- ロゴデザイン
- パンフレット・パッケージデザイン
- 動画制作・TVCM
AEは、この全部に関わります。
「うちはWEBだけ」「うちは紙だけ」という縦割りではなく、お客さんの課題に合わせて最適な手法を提案します。
だから面白いし、だから難しい。
接客経験が活きる仕事
「お客さんの話を聞いて、求めているものを提案する」
これは接客業で培ったスキルそのものです。
洋服や雑貨の販売経験がある方なら、「お客さんが言葉にできていないニーズを汲み取る」感覚がわかると思います。
AEの仕事は、まさにそれ。
業界未経験でも、接客経験がある方なら活躍できる土台があります。
AEの仕事がわかる実例|焼肉十八番のブランディング
具体的な案件で、AEの仕事内容を説明します。
これはAEの橋口が担当した仕事です。

お客さんからの相談内容
新しく焼肉店を立ち上げるお客さんから相談がありました。
「ロゴや店内ツールを作ってほしい。店名は『焼肉十八番』。和とエンターテイメントを絡めた、歌舞伎のようなインパクトのある世界観にしたい」
店名の由来も聞きました。
- 肉(2×9=18)
- お肉が焼ける音ジュージュー
- 自社ブランド牛「八郷牛」
- 「おはこ」にかけた名前
AEがやったこと|要望の深掘りと翻訳
「歌舞伎のようなインパクト」と言われても、デザイナーはすぐには動けません。
ここからがAEの仕事です。もう少し深掘りする必要がある。
話を聞いていくと、見えてきたものがありました。
ただの焼肉店じゃない。家族連れでも楽しめる、体験ができるお店にしたい。八郷牛のルーツや背景を知るきっかけになる場所にしたい。
「インパクト」の奥にあったのは、「みんなで楽しめる場所を作りたい」という想いでした。
これをデザイナーに伝える時、AEはこう翻訳しました。
「歌舞伎の象徴でもある黒・オレンジ・緑のカラーを軸に。ファミリーでも楽しめるエンタメ感を出したい」
結果|お客さんの反応
デザイナーがロゴのモチーフとして「仁王襷」を提案した時、お客さんの反応がガラッと変わりました。
「これだ」と。
結果、ロゴは「かっこいい」と好評。おみくじなどのグッズは子どもたちにも人気で、ファミリーや友人同士で楽しめるお店になりました。
AEは誰の役に立っているのか
お客さんにとって
自分の想いをうまく言葉にできない。どう伝えればいいかわからない。
そういうお客さんの「モヤモヤ」を形にする手助けをしています。
「そうそう、これが言いたかったんだよ」
この一言をもらえた時、AEの仕事が報われます。
制作チームにとって
デザイナーやエンジニアは、明確な方向性があれば力を発揮できます。でも「なんかいい感じに」では動けない。
AEが要件を整理して伝えることで、制作チームは迷わずに手を動かせる。いいものを作ることに集中できる。
宮崎の企業にとって
「伝えたいことがあるのに、伝え方がわからない」
そんな企業が宮崎にはたくさんあります。
東京の大手広告代理店に頼むほどの予算はない。でも、ちゃんと届く形にしたい。
AEは、そういう宮崎の企業の「伝えたい」を実現する最初の窓口です。
広告営業のやりがい|この仕事の面白さ
いろんな業界を知れる
製造業、飲食、観光、自治体、農業。お客さんの業種は様々です。
それぞれの現場を見て、話を聞いて、その会社ならではの魅力を見つけていく。
知らない世界を覗けるのは、純粋に楽しい。
「繋がった」瞬間がある
お客さんの想いと、制作チームのアイデアと、届けたい相手。
この3つがカチッと繋がる瞬間があります。
バラバラだったものが一つの形になっていく。その真ん中にいられるのがAEです。
感謝が直接届く
納品後に「おかげで応募が増えました」「お客さんの反応が変わりました」と連絡をもらえることがあります。
作ったものが、誰かの役に立っている。それが見えるのは、この仕事ならではだと思います。
AE社員の声|なぜハナビヤを選んだのか
実際にハナビヤでAEとして働いている社員に聞きました。
入社前は何を求めていたか
「自分のこれまでの経験を活かせる会社で、クライアントに価値のあるクリエイティブ、広告ソリューションを提供できる環境を探していました」
なぜハナビヤを選んだか
「率直な印象は、良い意味で"宮崎らしくない会社"でした。そして"成長中の会社"という印象。
社員自らが一緒に作っていく会社だと感じたので、これまでの経験を活かせることと、自分のこれからのキャリアの幅が広がると思い、ハナビヤを希望しました」
今、何にやりがいを感じているか
「クライアントからの信頼を獲得して、新しい相談をいただけるようになったこと。
そして、成長期にあるハナビヤの守備範囲が広がっていること。制作会社という枠を超えて、できることが増えていくのを実感しています」
宮崎では珍しい「AI活用」が当たり前の会社
ハナビヤでは、AIツールの活用が社内に浸透しています。
現在、社内で使っているAIツールは約10種類。AEがよく使っているのはGemini、Circleback、Manus、Claude、ChatGPT、Perplexity、Gamma、NotebookLM。これらを組み合わせて作業効率を上げています。
AEの業務改善事例:2週間→4日に短縮
実際にAEが体験した事例です。
課題: プレゼン資料の作成に2週間かかっていた
AIを使った結果: 4日で完成するようになった
- Day1: AIで業界情報・競合情報を一括収集
- Day2: AIが集めた情報をもとにブレスト・構成作成
- Day3: Gammaでプレゼン資料を自動生成・調整
- Day4: 最終仕上げ・社内レビュー
約70%の工数削減。空いた時間でクライアントと向き合う時間が増えました。
AIスキルを実務で身につけられる
宮崎でAIをここまで業務活用している広告会社は、まだ多くありません。
「AIを使いこなせるようになりたい」
そんな方にとって、実務でスキルを磨ける環境です。
AE職に向いている人・向いていない人
正直に言うと、この仕事は向き不向きがはっきりしています。
向いていない人
・言われたことだけをやりたい人
・「正解」を教えてもらいたい人
・お客さんより自分の成績が気になる人
向いている人
・「この人は何を求めているんだろう」を考えるのが好きな人
・知らない業界の話を聞くのが楽しい人
・曖昧なものを形にしていくプロセスにワクワクする人
・新しいツールや技術を積極的に使ってみたい人
募集要項|このブログ限定で公開
※この求人情報は、遠山貴一のひとりごとでのみ公開しています。他の求人サイトには掲載していません。
接客業経験3年以上の広告業界未経験者
給与:月給21〜25万円
・洋服や雑貨などの販売経験がある方
・「お客さんの話を聞いて、求めているものを提案する」
接客で培ったスキルは、AEの仕事にそのまま活きます。広告業界が初めてでも大丈夫です。
広告業界経験5年程度の方
給与:月給25〜28万円
・企画書作成の経験がある方
・クライアントワークの経験がある方
「WEBだけ」「紙だけ」の縦割りではなく、全部やれる環境です。企画から実行まで一気通貫で関われます。
広告業界経験10年以上の方
給与:月給30〜34万円
・マネジメント経験がある方歓迎
・幅広い領域の経験がある方
これまでの経験を活かしながら、AIスキルも身につけられる環境です。宮崎で新しいキャリアを築きたい方、歓迎します。
まとめ|ハナビヤのAE職に興味がある方へ
ハナビヤのAEは、広告枠を売る仕事ではありません。
お客さんの「伝えたい」を引き出して、制作チームと一緒に形にする仕事です。
- 接客経験を活かしたい未経験の方
- 縦割りじゃない環境で働きたい経験者の方
- AIスキルを身につけてキャリアを広げたい方
この条件での募集は、このブログ限定です。エントリーされる場合はブログを見ての応募と1言添えてください。
興味がある方は、ぜひAE職の詳細をご覧ください。
AUTHOR
遠山貴一
宮崎でクリエイティブの会社をやっているハナビヤ代表。 この連載は、「会社運営や経営するリアル」を記録した実践日記です。