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遠山貴一のひとりごと

報告書を読んでも、何が書いてあるかわからなかった

報告書を読んでも、何が書いてあるかわからなかった

2024年6月、監査法人からショートレビューの報告書が届いた。

自分のデスクで開いた。早期対応が必要な指摘がずらっと並んでいる。会計方針、経営管理体制、決算体制。全部だ。

最初に思ったこと。

「マジで何書いてあるかわかんねぇ!!」

 


日本語なのに読めない問題

会計方針の変更。税効果会計の適用。部門別会計の構築。

日本語で書いてある。確かに日本語だ。なのに、意味がわからない。

自分の会社のことが書いてあるはずなのに、どこかの知らない会社の資料を見てるみたいだった。「これ、うちの話?」という感じ。

その場で監査法人に聞いた。「すみません、これどういう意味ですか」と。

噛み砕いて説明してもらって、ようやく「あぁ、そういうことね」となった。いや、「そういうことね」じゃない。わかったらわかったで、今度は「え、これ全部やるの?」となった。

 


こんなことまで必要なんですか?!

売上を作ることには自信がある。現場で仕事を回すのも慣れてる。

でも税効果会計って何。部門別会計って何。そもそも考えたこともなかった。

いや、考えたことがないどころか、存在すら知らなかった。「こ、こんなことまで必要なんですか?!」と素で思った。

今まではそれで普通に回っていた。売上も伸びてたし、誰にも怒られなかった。でも怒られなかっただけで、できていたわけじゃなかった。報告書はそれを遠慮なく突きつけてきた。ありがたいんだけど、容赦がない。

 


やべぇぞ、これ

報告書の中身がわかってくると、今度は課題の量にやられた。多すぎる。しかもどれも自分の知識だけじゃどうにもならないやつばっかりだ。

友人に上場している会社の人がいた。すぐリモートで相談した。

「やべぇぞ。これちょっと見せるから、どんなことしていったのかリアルに教えてくれ」とガチで頼んだ。

実際に上場した人の話は、報告書を読むのとは全然違った。「あぁ、それうちもあったわ」「そこは最初みんなわからんよ」と言ってもらえると、だいぶ救われる。課題が減るわけじゃないけど、「みんな通る道なんだな」とわかるだけで全然違った。

 


夢が課題リストに変わった

あの報告書を受け取って、上場が「ふわっとした夢」から「課題リスト」に変わった。

何をやればいいかわからない状態と、やるべきことが目の前にある状態は全然違う。課題は多い。笑えるくらい多い。でも、見えている。

わからないまま夢を語っていた頃より、ずっとマシだ。

次は、その課題リストの中身を書いていこうと思います。

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遠山貴一

遠山貴一

宮崎でクリエイティブの会社をやっているハナビヤ代表。 この連載は、「会社運営や経営するリアル」を記録した実践日記です。