Media
遠山貴一のひとりごと
反社チェックと内部監査。うちの規模でそこまでやるの!?
ショートレビューで、反社チェックと内部監査の運用を求められた。
反社チェックは、取引先を全件、検索エンジンやデータベースで調べて記録を残す必要があると。
内部監査は、全部署に対して年1回監査を実施する必要があると。
……うちの規模でそこまでやるの!?
反社チェック、大企業がやるやつでしょ?
反社チェックが必要だと言われた時、正直「それって大企業がやるやつでしょ?」と思った。
テレビのニュースで「反社会的勢力との取引が発覚」みたいなのを見たことはある。でもそれは大きい会社の話であって、宮崎の広告会社には関係ないと思っていた。
取引先を全件調べて記録を残す!? 全件!?
しかもこれ、新規の取引先だけじゃなくて、既存の取引先も含めてだ。今まで一度もやったことがない。やり方すらわからない。
で、調べてみたら、反社チェック用のシステムがあるらしい。データベースと連携して、取引先を自動でスクリーニングしてくれるやつ。
これがまた、結構なコストがかかる。
マジかよ! やばいよ!
内部監査って何するの?
内部監査については、「まあ必要ならやるか」くらいの感覚だった。
でも冷静に考えると、内部監査って何をするのかよくわかっていなかった。全部署に対して年1回監査する。……何を? どうやって?
うちは顔が全員見える距離にいる会社だ。隣の席の人が何やってるか、だいたいわかる。
そんな会社に内部監査。正直「そこまでやるの!?」と素で驚いた。
しかも内部監査をやるには、監査する人が必要だ。外部に委託するか、社内に担当を置くか。どっちにしてもコストがかかる。
マジかよ! これもコストかかるの!?
上場って、金かかりすぎじゃない!?
反社チェックのシステム費用。内部監査のコスト。規程を作るための専門家の費用。監査法人への報酬。
ショートレビューの指摘を一個ずつ潰していくと、全部コストがかかる。全部だ。
上場って、金かかりすぎじゃない!?
でも上場企業としての基準を満たすには、全部やる。会社の規模は関係ない。小さい会社だろうが大きい会社だろうが、同じルールで戦う。それが上場するということだ。
こんなに色々あんのか……
反社チェック。内部監査。規程の整備。会計方針の変更。代表者保証の解消。経理体制の見直し。
ショートレビューの報告書を受け取ってから、「え、これもやるの!?」の連続だった。全部、大企業がやるものだと思っていた。全部、コストがかかる。全部、今までやったことがない。
こんなに色々あんのか……。マジ大変だなぁ。
でもまあ、自分で「上場する」って言い出したわけだから。誰に頼まれたわけでもない。やるって決めたのは自分だ。
大変だけど、やる。それしかない。
AUTHOR
遠山貴一
宮崎でクリエイティブの会社をやっているハナビヤ代表。 この連載は、「会社運営や経営するリアル」を記録した実践日記です。